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シャインマスカット 農林21号

品種改良する日本の農産物

日本はコメを主食とする農耕民族として2000年の歴史を積み重ねてきました。150年前の明治維新・産業革命によって工業化に向かいました。

日本は四季があり温暖な気候や地形・水に恵まれ、コメ栽培を主産業としてきた長い歴史があります。

農業を守るために、地域に適した農産物を目指して品種改良を試みてきました。

品種改良は長い年月をかけて農家や研究者の努力によって造られています。

シャインマスカットも1985年頃から広島県安芸市の農業試験場で広島と山梨の品種を掛け合わせて造られ20年後(2006年)シャインマスカット登録(30年間)されて市場に出ています。

一房2000円以上、贈答品などは5000円します。

最近、一房980円で売っていたので買って食べてみました。高いけどおいしいぶどうです。

ぶどう栽培

ぶどう栽培は品種・国・地域で違う?

  • 棚を使って弦を張り巡らす
  • ドイツなどは垣根方法が多い
  • 立木のまま栽培する方法

日本のブドウ園は棚に弦を張り巡らしている光景を見かけます。棚を作り苗や挿し木で成長させ立派な商品になるまで年数が掛かっています。

シャインマスカットも生産が追い付かない状態と言われています。簡単に増産することが出来ないんだと思います。量がたくさんできると安くなるのかもわかりません。

輸出の量も増えています。

ぶどうはヨーロッパではワインの原料として紀元前から栽培され、地域ワインとして世界に輸出しています。

日本もワイン造りが盛んになり、品質の良いワインが造られ輸出するまでに拡大しています。

日本の優れた品種改良は食する高級ぶどうとして海外で絶賛を浴びることを期待します。

農家の人手不足や品種改良の厳しさを国民一体となって取り組む必要を感じています。

TPPの対策を迫られています。

世界経済の13%を担うTPP(環太平洋経済協定)参加に英国・タイなどが参加の検討に入っています。