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逆走台風 12号 関東から九州へ

逆走台風の進路予測に一喜一憂

1951年(昭和26年)台風の進路記録開始以来初めての逆走台風(2018年 12号)が関東から東海・近畿・中国・四国・九州を通過する初めての体験をしています。 進路情報は気象衛星や最新の解析技術とスーパーコンピューターによって気象庁から逐一報道されています。

西日本豪雨災害の被災地も通過することから厳重な注意喚起が発表されています。

世界的に広がる猛暑は地球温暖化の影響が大きいことが、叫びとなってきました。

近隣・韓国・北朝鮮・中国なども猛暑に襲われています。さらに北極圏の氷山が崩壊していると言われ世界規模で対応が迫られています。

 

偏西風と高気圧の位置に寒冷渦

高気圧と寒冷渦による逆走台風12号

経験したことのない逆走台風12号の進路のメカニズムの要因は何かわかりにくい。

  • 太平洋高気圧が東へ遠ざかる。
  • チベット高気圧が居座る。
  • 偏西風が蛇行して北上している。
  • 寒冷渦(?)が台風を呼び込む。
  • 海上の温度が高いので強くなる。
観測技術が進化して得られたことで、特異な逆走を報道した気象庁のデータの蓄積と分析など技術の進化に驚きます。 富士山測候所や飛行機で台風の目を追かけていた時代から、観測衛星から送られてくるデータの変化を、スーパーコンピューターを使って瞬時に解析し報道されてきます。