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アフガニスタン 空港に殺到する退避難民

日本から自衛隊輸送機が救援に飛び立つ

8月16日、日本から自衛隊輸送機(C2)が救援に飛び立ち,遅れて2機(C130)計3機が隣国パキスタンの首都イスラマバードに向かい,混乱するアフガニスタンへ政府専用機も救援機として飛び立ちました。残念ながら空港へ20台のバスに乗った帰国予定の人が空港の混乱とタリバンによって引き換えし空港にたどり着かなかったと報じています。期日が迫る中一人を載せて隣国パキスタン空港に飛び立ちました。米国の撤退期日が迫る中、爆破などの危険の中で救援活動が行きず待っています。軍隊を持つ、英国、ドイツ、フランス、韓国は空港で軍が素早く対応し全員の帰国を完了しました。日本は躊躇している間にISの爆破事故に遭遇し空港へたどり着かずバスを引き返しました。今後の対応は軍用機でなく民間機を利用して、日本の活動に協力したアフガン人の帰国と受け入れの行動が問われてきます。

人道支援で貢献してきた日本

米国は同時多発テロの首謀者ビンラディン(アルカイダ)が潜伏しているタリバンが占拠しているアフガニスタンへの軍事進攻しました。英国、ドイツ、フランス、豪州、韓国などが軍を派遣しました。日本は後方支援を行い、主として人道支援を続けてきました。ODA(外務省)JIKAを通じて積極的な人道支援を行ってきました。知られているのは中村医師の100の診療所よりも用水路建設が必要であると行動をしました。タリバンによって殺害されました。

中村哲医師は100の診療所より一本の用水路

米国の撤退期限が終わった8月末時点で、日本の救援状況は進展していません。タリバンとの交渉になるのか、厳しい対応が迫られています。