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北朝鮮外交 韓国と決裂?

核実験・ミサイル発射を繰り返す北朝鮮の瀬戸際外交

国連制裁下にある北朝鮮は韓国と融和を図り停戦相手国米国との米朝首脳会談に臨み、シンガポール・ベトナム・板門店の3度会談しました。米国は北朝鮮に・非核化・ミサイルの全面破棄を条件に経済制裁を緩和すると主張、北朝鮮は経済制裁の緩和に合わせて非核化、ミサイルの破棄を行うと主張し交渉は決裂状態になりました。韓国の文大統領は融和路線の演出と対話によって解決を図ろうと何度も金委員長にとりなし、北朝鮮への道筋を描きながら、閉鎖していた開城工業団地の再開など経済支援を試みてきました。

韓国の脱北者団体の風船ビラに対して北朝鮮激怒

韓国の軍事境界線近くから韓国脱北者団体が”偽善者 金正恩”と記したビラ50万枚を風船に括り付けて北朝鮮側に飛ばした行為に激怒し、金委員長の妹金与正党第1副部長が談話を発表散布行為を非難した。翌日統一戦線部の報道官名で南北の全ての通信網を遮断、”開城工業団地に開設した連絡事務所も取り壊すと表明、軍事態勢の準備をちらつかせる。2018年4月南北間でビラを飛ばすことを禁止する約束を交わしている。韓国も脱北者団体に法的な処罰と解散を命令した。60年の停戦状態と政治体制の違いを克服する困難さに厳しいものがあります。

停戦条約の当事者は米国・北朝鮮(後見中国)の条約の解除は米・朝に韓国は含まれていない。

日本は拉致被害者の代表横田滋さんの死去

日本は横田めぐみさんの両親夫妻は北朝鮮に拉致された”拉致被害者家族会”の初代代表として全国に足を運び”拉致の現実を訴え、支援署名をお願いすることに全力を傾けてきました。小泉総理時代に北朝鮮に拉致を認めさせ、5人の被害者を連れて帰りました。第2陣として残された子供たちとご主人を取り戻しました。しかし横田めぐみさんは死亡したと告げられ、偽の遺骨を返されました。横田滋さんは涙して悲しみました。

日本は北朝鮮に拉致された国民の救助があります